玄米菜食中心の食生活によって、がんをはじめとする生活習慣病を予防しようという考え方を基本とします。
欧米型の食事が多くなり、脂肪の取りすぎによる肥満が増え、成人病が増えてきています。 それに加え環境汚染が年々悪化の一途をたどっています。米、砂糖、塩、小麦粉などは精製され、大切なミネラルや食物繊維は捨てられています。カロリーはあっても栄養素がほとんどないレトルト食品、ジャンクフード、砂糖が大量に入っているドリンク商品など、生活習慣病の元区ともいえる食品が世間にあふれています。その結果、がん、糖尿病、心臓病といった生活習慣病を蔓延させてきた大きな原因といえます。生活習慣病は、ある日突然、起こるのではなく、子供の頃からファーストフード、コンビニの弁当などによる影響が原因で、大人になって大きな心身の代償を払わされているのです。
マクロビオティックでは、食べ物を「陰=身体を冷やす食べ物」と「陽=身体を温める食べ物」に分け、お互いを調和させた食生活をとれば、生活習慣病を防ぐことができます。陰性の食事や、陽性の食事中心は、身体を酸化させてしまい、血液をドロドロにする原因になります。バランスの取れた食事を摂る事によって、体内の血液循環をよくさせることができます。
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