1999年12月9日、主人が進行性直腸ガンと宣告され、2日後、4時間30分に及ぶ大手術を行いました。手術が終わり、あちこちに管をつけて集中治療室に横たわる主人を見るなり、涙が溢れて止まりませんでした。
主治医が私と娘の2人を呼び、摘出した腫瘍の肉片を見せながら説明してくれました。転移はしていないが、腸からガンが露出しているため、周りのリンパ腺と肉眼で確認できるガンはすべて摘出したということでした。腫瘍の肉片は大変大きく、いま思えばアワビを拡大したような感じだったと思います。
その場に立っているのがやっとで、この現実を他人事のように思っていた私は、頭が混乱して何も考えられる状況ではありませんでした。しかも、自営業をしている関係で、お客様の前では笑顔、部屋に戻ると涙、涙、涙。どうしても、「ガン=死」と考えてしまいます。あんなに優しい思いやりのある主人が、どうして・・・。
退院の前日、主治医が進行性の直腸ガンや手術の経過、これからの抗ガン剤投与のことなどを、主人に告知したことを話してくれました。主人は「頑張ります」と力強く言っていたそうですが、薄々感じていたこととはいえ、大変ショックだったと思います。
私は、ガンの本を手当たり次第読みました。そのなかで、王先生が開発した「天仙液」のことを知りました。しかも、国際癌病康復協会日本支部の協力で、本に掲載されていた体験者との交流ができました。私は、絶対に、これで主人を治すことができると確信し、すぐに個人輸入代行会社に注文しました。
1ヵ月に1回の抗ガン剤投与を5日間行い、それを6ヵ月続けました。西洋医学と東洋医学の併用が良かったのか、副作用はまったくなく、主治医の先生も驚いておりました。手術後7ヵ月経ったときの精密検査の結果は、縫合したところに新しい細胞ができ、まったく異常なしと言うことでした。
一冊の本を知るまで、主人の明るい笑顔、娘二人の優しさ、そして私自身が、一人になると昔のことを思い出し感傷的になっていましたが、今は「絶対、主人のガンを治す」と自信がつき頑張っています。これからも天仙液を服用していれば、再発しないと確信しております。心から感謝しております。 |